周辺の島々

小豆島/ショウドシマ
牛窓から海を望むとドカーンと視界に入ってくるのが「小豆島」です。「二十四の瞳」のロケ地や寒霞渓、醤油、素麺、オリーブなどが有名ですが、最近は瀬戸内国際芸術祭の開催島としても知られるようになりました。新岡山港か宇野港もしくは日生まで行かないと定期船がないので、牛窓からはアクセス悪いですが、見どころがたくさんあっておもしろい島です。
犬島/イヌジマ
牛窓から海を望むと西方向に煙突が3本建っている島が見えます。桃太郎が鬼退治の褒美に犬に与えたとされる島「犬島」です。レンガ造り、廃墟感満載の銅の精錬所跡があってカヤックで訪れると雰囲気抜群だったのですが、今は、それが美術館になっています。こちらもアート関係の島として最近知られるようになりました。牛窓からは定期船乗り場(宝伝)まで車で30分ほどです。
豊島/テシマ
牛窓から海を望むと小豆島の右隣に見える深皿をひっくり返したようなきれいなシルエットの島が「豊島」です。産廃の島として有名になってしまいましたが、豊かな瀬戸内の自然が目映いとっても良い島です。こちらもアート関係の島として最近知られるようになりました。宇野港から定期船が出ています。
直島/ナオシマ
「直島」は、牛窓から海を望むと犬島の向こうに見えていますが、一部だけなのでちょっと分かりづらいです。地中美術館が有名で、2010年から始まった「瀬戸内国際芸術祭」の拠点になっている島です。ここ10年ほどの間に観光地としてかなり充実したように思います。アクセスしやすく気軽に立ち寄れる島です。宇野港から定期船が出ています。
本島/ホンジマ
瀬戸大橋の西側、備讃瀬戸の潮流の中に佇んでいるのが塩飽水軍の本拠地「本島」です。塩飽勤番所跡は資料館になっていて塩飽水軍の資料などが展示されています。児島観光港から定期船が出ています。
真鍋島/マナベシマ
笠岡諸島にある「真鍋島」は、フランス人観光客が多く訪れるちょっと変わった島です。なぜフランス?というのは、ぜひ渡島して船着き場で聞いてみてください。「瀬戸内少年野球団」のロケ地となった真鍋中学校は必見。最近、猫の島としても有名です。瀬戸内の島感、濃厚です!笠岡港から笠岡の島々へ定期船が出ています。
北木島/キタギシマ
笠岡諸島にある「北木島」は、北木石で有名な石材の島です。島のあちこちに石切り丁場があって、垂直に掘られた石切り丁場はかなり見応えあります。一般の人は、丁場には入れないのですが、2017年から展望やぐらを作って一般客向けの石切り丁場見学ツアーをされている石材屋さんがあります。興味のある方は調べてみてください。漫才コンビ千鳥の大悟が生まれ育ったところとしても最近知られるようになってきました。笠岡港から笠岡の島々へ定期船が出ています。
白石島/シライシジマ
片岡義男の小説「彼のオートバイ、彼女の島」の「彼女の島」はこの「白石島」です。今でもライダー達のイベントが開かれたりしています。島内にトレッキングコースが整備されていたり、シーカヤックのツアーも開催されているアクティビティーアイランドです。